僕は”研究”じゃなくて”勉強”が好きだった【大学院生の反省】

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こんにちは、おしんです

 

私は今年の3月に理系の大学院を卒業し、現在は某メーカーに就職しております

おしん
おしん

絶賛研修中です

 

そんな社会人になってしまった私ですが、今回は大学院時代に強く感じていた「俺、大学院向いてないじゃん、、、」要素の一つである「研究よりも勉強が好きだった」ことについて書いていきます

 

ノリで大学院に進学してしまったんですが、まあ研究が嫌いで、、、教授に何回「研究やれ!!!!」と怒られたことか…

 

 

勉強と研究の違い

まず個人的に考える勉強と研究の違いについてご説明します

 

勉強は

  • 新しい知識を取り入れられる(昨日分からなかったことが今日分かる)
  • やったことが定量化しやすい(テストの点数、資格の有無)

 

つまり「成長を実感しやすい(分からないことが分かるようになるから)」です

 

おしん
おしん

目に見える成長が自分にとって大きなモチベーションになっているみたいです

 

 

しかし、研究は

  • 一個の事象について深く考えつつ、周辺知識も積極的に取り入れなければいけない(なかなか前に進まない)
  • 常にPDCAを意識しないといけない(仮定を立てて、それを検証して、その結果から仮説があっているかどうか考える)
  • 知識を取り入れるだけではなく、活用しなければいけない

 

つまり「進んでいる感が実感しづらい(トライ&エラーの繰り返しだから)」です

 

おしん
おしん

ひたすら地道にデータを集めて成形したり、パラメータを少しずつ変えて実験して、、、というのがかなりしんどかったです

 

学部4年生の時は楽しかった

私が大学院に進学しようと思った理由の1つに「学部時代の研究が楽しかった」があります

 

「え、研究楽しんでるじゃん!それって向いてるってことじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、

私の場合は学部時代の研究は「研究するための勉強」がほとんどでした

 

 

研究するためには基礎知識の勉強が必要不可欠です

 

また、その傍らで研究環境も整えなければいけません

 

 

そのため私が大学4年生の時は基本的に毎日新しいことを勉強していました

 

新しいプログラミング言語を勉強して、新しい分野の知識の参考書を読んで、研究環境用に新しくPCを自作して、、、

と色々なことを勉強させてもらいました

 

おしん
おしん

日々新しいことを勉強していたおかげで1年間でかなり知識が増えた感じがしました

 

大学院に進学後は辛かった

楽しかった(と思い込んでいた)研究生活ですが、大学院に進学してからは状況が変わってきます

 

 

学部時代は正直研究のクオリティが低くても許されてました

 

所詮学部生が1年間で出来ることなんてたかが知れてますしね(例外もあるけど…)

 

 

自分の場合はいろんなことを勉強して、学部生にしては難しめのテーマに挑戦して、分からないことは教授陣にも積極的に質問しに行って、過去の先輩よりもそれっぽいことをしていたので、しっかり”許されて”いました

 

 

しかし、大学院生の研究には意義と結果を強く要求されます

 

「何のためにその研究をやっているの?本当にやる意味あるの?」

「この結果ごときじゃ君のやっていることは無駄じゃないの?」

 

おしん
おしん

もちろん、博士課程に行ってらっしゃる方からしたら修士課程の研究も”許されている”感はあると思いますが、、、そこはどうかご容赦ください、、、、、

 

 

そのため結果を残すために、実験して、上手くいかなくて、それの原因の考察をして、再度実験をして、、、

 

というサイクルをひたすら繰り返すことになります

 

努力ももちろん大事ですが「ひたすら考えて手を適切な方向に動かす」ことがもっと大事でした

 

 

このサイクルが自分的にかなりつらくて、毎日全然新しいことを身に付けられないのが苦痛でした

おしん
おしん

ぶっちゃけ新しいことじゃないとできないのは、一般社会で働くうえではかなり致命的な気がしてきました。。。社会人もやっていけるか不安すぎますね笑

 

 

加えて、あくまでも個人的な要因ですが、環境の変化や身内の不幸が重なり、かなりメンタルがやられていました

 

そんな大学院一年生の時のしんどかった話はこちらに書いてあります

 

他の要因

”研究”というものが合わなかった以外の他の要因も書いていきますね

 

同期と同じ悩みを共有できない

私が所属していた研究室が全員が全く違う分野の研究をしました

 

ロボット制御、画像処理、音響信号処理、機械学習、教育論、3Dモデリングなどなど、、、

 

 

そのため研究のコンセプトやプレゼンについては相談しあえるのですが、技術的なことでは協力できませんでした

おしん
おしん

まあ、うちの研究室の学生がみんなマイペースって言うのもありますが、、、笑

 

研究テーマが好きではなかった

これに関してはほんっっっっっっっっとうに僕のわがままです

おしん
おしん

教授にこの記事見られてたら死ぬほど怒られるやつですね笑

 

私の研究室は配属されたら自分で研究テーマを決めるタイプだったんですが、、、私は一向に研究テーマが決まらず、、、、、

 

教授に土下座して研究テーマをもらいました

(正確には過去の先輩の研究テーマの引継ぎを提案してくれました)

 

 

ただ、その研究テーマがいかにも学生の研究っぽくて、それが個人的に少し気になっていました

おしん
おしん

当時はせっかくだしカッコいい研究やりたいな~とか思ってました。ミーハーですね笑

 

 

 

学部4年生の頃は研究テーマが一向に決まらず焦っていたのでとりあえず頂いたテーマで頑張っていました

 

修士になってまた研究テーマを決めなおす機会があったのですが、別のテーマも思いつかず結局学部の引継ぎに逃げました

 

その結果がこのざま、、、因果応報ってやつですね

 

実験用のデータを成形する単純作業が苦手すぎる

こちらもシンプルに甘えです笑

 

私は音に関する研究をしていたのですが、研究データを自分で録音して更にそれを細かく分割して使用していました

 

もう、その作業がとてつもなく面倒くさくて、、、笑

 

 

音データ読み込んで、研究対象の音がある範囲をミリ秒単位で選択して、それを切り取って保存して、、、

 

こういう単純作業が死ぬほど苦手で、やる気が皆無でした

 

自分で音を聞いて判断しないといけないので音楽を聴きながら作業する、なんてこともできず、ただただ苦痛でした

(もちろん、音の研究テーマを選んだ時点でこう運命でしたが…)

 

 

まとめ

僕が研究を好きになれなかった理由を考えてまとめてみました

 

大学院進学を考えている人は改めて自分が研究が好きかどうかを考えてみてみると良いかもしれません

 

”研究が自分に合うかどうか”というのは大学院生活の楽しさを決める大きな要因です

 

 

大学院を辞める人って実はけっこう多くて、その中の1つに”研究が合わない”っていう理由もあると思います

おしん
おしん

教授とウマが合わない、独りがつらいなどなど、、、他にも理由はあると思いますが…

 

 

もちろん研究が合わないからと言って大学院に行くな!とは言いませんが、他のモチベを探さないと少し大変かもしれません

 

私の場合は、同期と仲が良かったのが本当に本当に救いでした

 

逆にみんなが輝きすぎてしんどい時もありましたが、トータルで見たらめちゃくちゃ同期の存在に助けられています

 

 

今後、大学院進学を考えている方がいたら是非「自分と研究の相性」について考えてみてください!

 

これから進学する方々の大学院生活が素敵なものになることを願っています

 

 

以上、ご閲覧ありがとうございました

 

 

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