突然ですが、理系彼氏をお持ちの皆さん!
彼氏とこのようなやり取りをしたことはないでしょうか?
今まで何人と付き合ったことある~?
ん~、片手で数えられるくらいかな~
もしこのような回答をされたのなら要注意です!!!!
この言い方をする奴がいるとしたらチャラ男の可能性が高いです
理系彼氏が片手で数えられる元カノの人数は5人なんてものでは済みません
後から「え、こんなに元カノいたの…!?」と哀しい想いをしないため、ぜひ本記事をご覧ください
この記事を見るとコレが分かる!
・理系彼氏が片手で数えられる元カノの最大値
・数字の数え方の種類
片手で数えられる人数の最大値
結論から言いますと片手で数えられる数字の最大値は32です
つまり元カノの人数が片手で数えられるという男は最大で32人の元カノがいる可能性があります
え、指が32本あるってことなの????
違います、そんな人間はいません
このカラクリは人間が数字を数える方法にあります
数字の数え方の種類
私たちは普段
0,1,2,3,4,5,,,
のように数をカウントしますね
これは10進法と呼ばれる数え方になっていて、10進法でカウントした数のことを10進数と言いいます
しかし元カノの人数を片手で数える男は
0,1,10,11,100,,,
という不思議な数え方をします
これは2進法と呼ばれる数の数え方になっていて、2進法でカウントした数のことを2進数と言いいます
これらの数え方についてこれから説明していきます
10進法の数え方
10進法というのは先ほども説明したように、私たちが日常で使っている数え方です
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,,,
0から始まっているのはなんで?
わざわざ0から数え始める理由は10進法の特徴にあります
10進法というのは0から9までの10個の数字を使って数をカウントする方法なのです
そしてポイントは数字が10個進むたびに次の桁の数が増えるということです
こちらの図は10進法の流れです
普段私たちが使っている数え方なので細かい説明は省きますが、
「10個の数字を使って数をカウントして、数字が10個進んだら次の桁の数を増やす」
という概念を改めて視覚的に理解していただければと思います
・10進法とは私たちが普段使っている数字の数え方です
・10個の数字を用いて数を表します
・数字が10個進むと次の桁の数が1つ増えます
2進法の数え方
10進法が10個の数字を使って数を表す方法、ということは…
察しの良い方はもうお分かりですね
2進法は2個の数字を使って数をカウントします
そして10進法と同様に、数字が2個進むと次の桁の数が1個増えます
2進法では基本的に0、1の2つの数字を使って数をカウントします
こちらが2進法の数え方です
ちょっと図がごちゃごちゃして分かりづらいですが、
0,1,10,11,100,101,110,111,,,
のように数をカウントしています
詳しい数え方は図中の緑枠の中をご参照ください
また、これらの2進数(2進法でカウントした数)は10進数(10進法でカウントした数)と対応しています
2進数を10進数に変換する方法を今から軽く説明しますね
ここからちょっと数式が出てくるので苦手な方は章の最後まで飛ばしてOKです!
2進数は「各桁の値(0か1)を2のN乗(Nは桁数から1引いた数)と掛け合わせ、それを全部の桁分計算した後に足し合わせる」と10進数に変換できます
・・・たぶんこれだけじゃ説明が適当すぎて分かりづらいので、実際に変換する例を見ていきましょう!
「110」という2進数を10進数に変換する過程を例に挙げて説明します
110は3桁の2進数で、1桁目が「0」、2桁目が「1」、3桁目が「1」ですね
これを先ほどの変換方法に当てはめると…
3桁目の「1」は2の2乗を掛ける
2桁目の「0」は2の1乗を掛ける
1桁目の「1」は2の0乗を掛ける
そしてそれぞれの値を足し合わせると「6」になりますね
ちなみに2進法で確かめてみると
0,1,10,11,100,101,110
となりちゃんと「6」になります!
この時の注意点は2つ
・各桁の値に掛けるのは桁数から1引いた2の乗数
・2の0乗は1になる
一応、他の2進数を10進数に変換する例も挙げておきますね
2進法を使う意味
2進法での数え方は分かった!
でもこれってどこで使われているの?ていうか何か意味あるの?????
と思われる方も多いはずなので、2進法の存在価値についても少し説明します
2進数の最大の特徴は「2個の数字で数をカウントできること」です
この「2個の数字」というのがキモで、数字以外にも「2個の状態」でも数をカウントできます
例えば、スイッチのON / OFFをそれぞれ1と0と見なすことで、スイッチのON / OFFのみで数をカウントすることも可能です
そのためパソコンなどの電子機器の内部で2進法は活用されています
だからこの記事ではパソコンに詳しい理系彼氏を目の敵対象にしているのね!
・2進法とはパソコンの中で使われている数字の数え方です
・2個の数字を用いて数を表します
・数字が2個進むと次の桁の数が1つ増えます
・2個の状態(スイッチのON / OFF)でも数をカウントできる
指を使って2進法で数える
先ほども言いましたが、2進法の最大のメリットはスイッチのON / OFF で数字を数えられることです
つまり…
・指を立てる→スイッチON・・・1
・指を折りたたむ→スイッチOFF・・・0
とすることで指を使った2進法で数字をカウントできます
ここからは実際に指を使って説明していくよ!
まず、手をグーにした状態を初期状態とします
これを5桁の2進数とみなすと、以下のように表現できます
0|0|0|0|0(左から、親指|人差し指|中指|薬指|小指)
つまり今の数は「0」だね
次に小指を立てます
そうすると指の状態は以下のようになります
0|0|0|0|1
2^4×0 + 2^3×0 + 2^2×0 + 2^1×0 + 2^0×1 = 1
なので、今の数は「1」です
続いて、2の数え方ですが要注目です!
0 → 0|0|0|0|0
1 → 0|0|0|0|1
という流れでカウントして来ましたね
1桁目の数字が2個進んだということは2桁目の数を増やさなければいけません
つまり、これを指で表現するにはこのように薬指のみを立てます
そうすると指の状態は以下のようになりますね
0|0|0|1|0
2^4×0 + 2^3×0 + 2^2×0 + 2^1×1 + 2^0×0 = 2
なので、今の数は「2」です
この後は再度1桁目の数を進めるので、薬指と一緒に小指を立てます
そうすると指の状態は以下のようになりますね
0|0|0|1|1
2^4×0 + 2^3×0 + 2^2×0 + 2^1×1 + 2^0×1 = 3
なので、今の数は「3」です
この後は1桁目、2桁目の数字がそれぞれ2個進んだので3桁目に進みます
つまり中指のみを立てた状態になるね!
2^4×0 + 2^3×0 + 2^2×1 + 2^1×0 + 2^0×0 = 3
なので、今の数は「4」です
※さすがにこれは画像を載せられないので図は割愛します。
これをひたすら続けていくと最終的に全部の指を立てることになります
この時の指の状態は以下のようになります
1|1|1|1|1
つまり
2^4×1 + 2^3×1 + 2^2×1 + 2^1×1 + 2^0×1 = 31
となり、これで0から31までの32個の数字をカウントすることができました
0から31だとちょっと違和感がある人は、脳内で数字を1個足して1から32に置き換えてもオッケー
余談ですが、両手を使ってこの数え方をすると1024人まで元カノを数えることができますw
もし彼氏が
元カノの人数は両手に収まるくらいかな~
と言っていたらソイツはスーパーチャラ男の可能性がありますのでご注意ください!!
最悪の事態を避けるために
ねえ、それって2進法?それとも10進法?
と確認しましょうね
まとめ
真面目にこの記事のポイントをまとめるとこんな感じです
・「元カノの人数は片手で数えられるくらいかな~」と言われたら2進法か10進法か確認すべし
以上、渾身の理系ネタでした
これからもちょいちょい実践で使える理系ネタを紹介していこうと思います
たぶん現実でこのネタを何も知らない人にやると引かれるので注意しましょうね(笑)
ご閲覧ありがとうございました
ちなみに皆さん気になっていると思いますが、私の元カノの人数はこれです
2進法か10進法かはお察しください(血涙)
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