こんにちは、おしんです
タイトルにもある通りですが、新卒から勤めていた某大手電気メーカーを辞めました
the 日系大手企業の電気メーカーで、いわゆるJTC(Japanese Traditional Company)ってやつです
自分で言うのもアレですが、この不安定な時代にいい会社に入ったなと思います
ボーナスもそこそこ出ますし、ホワイト企業ランキングではいつも上位にランクインしてるような会社です
ただ、自分にはここで働くのが苦しくてしんどくて退職してしまいました
この記事では、なぜこんな”優良企業”を退職してしまったのかを書き連ねていこうかなと思います
退職エントリーというよりただの愚痴ですが!!
かなりあまっっっっったれな理由かもしれませんが、辛さのレベル感は人それぞれということで、、、
どうか温かい目で見ていただければと思います
退職理由
退職理由は大きく分けると業務内容と人間関係の2つになります
一言でまとめると「部署ガチャ&上司ガチャで大爆死」って感じです
配属されてから本当にずっと辛くてしんどくて、精神的にダウンして休職してしまった時期もありました
上記では、適応障害になってしまったときのことをまとめてありますので、ご一読いただければ幸いです
その時の内容と少し被ってしまいますが、この記事では退職理由をより詳細に書いていきます
業務内容
雑務や調整業務ばかりで開発は一切できない
これが業務内容の中では一番大きい要因でした
私は大学でモノづくりを勉強しており、その中で自分で作る楽しさやそれを誰かに使ってもらう楽しさを感じていました
そういった経験から開発職を目指して就活していました
今回退職した会社も自分で手を動かして開発できると聞いており、期待を胸に入社しました
しかし、入ってみると一切開発はできず、ひたすら会議、雑務、会議、雑務、、、の繰り返しでした
「どうせ最初だけやろ」「3年はしっかり下積みしろや!」と思いますよね?
違うんです、あの部署にいる限り開発には一切携わることはできないんです
正確に言うと、職種としては”開発職”ではあるものの ”自身で手を動かして何かを作る” 開発ではありませんでした
開発をしてくれる会社に業務を委託したり、関連部門が開発したものを使用することはありますが、自分で設計したりプログラミングすることは微塵もありません
部署の先輩の業務内容を見ていてもずっと雑務と会議ばかりで、皆さん疲弊しきっていました
開発が全部外部委託
上記でも述べましたが自社で一切開発を行っておりません
そのため、市場で不具合が出ても対応にめちゃくちゃ時間がかかります
毎回不具合が出るたびに委託先に報告して修正してもらうんですよね、、、私のかかわっていたプロジェクトは2次請けまでいたのでそれはそれは時間のかかること、、、、、
え、この程度の不具合なら自分で修正したら一瞬やん、、、ってことがしばしばありました
「目の前で起こっている不具合を自分で直せない」もどかしさが辛かったです
それに加えて、もっとも嫌だったのが直属の先輩(Kさん)の委託先に対する態度でした
この直属の先輩が諸悪の根源です、、、この後も何度か出てきます、、、、、
下請けが業務を断れないと知っての高圧的な態度がひどく、開発の知識もないため無茶ぶりな要求ばかりしていました
委託先の方々も、無茶な業務を任される → Kさんに叱責されて更に業務を増やされる → 休日出勤や長時間残業でカバーする → それでも終わらず更に業務を増やされる → 、、、の無限ループで心身ともに疲弊しきってました
委託先のおっちゃんとよく愚痴り合ったのは良い思い出です
社内業務ばかりやらされる
とにっっっっっっっっかく社内業務が多かったですね
いわゆる雑務ってやつなんですが、その中でも「社内の専用システム」を使用した業務が多かったですね
色んな業務をやらされましたが、ぱっと思い出せる限りではこんな感じですかね
・経費精算
・実験機材の調達
・他部署への荷物輸送
・海外拠点への実験機材の輸出(これが一番大変だった)
もちろん上記の業務が必要であることは認識しています
それでも他社では一切通用しない自社システムでの処理ばかり時間を費やすのはやるせなかったですね
「どんな業務でも成長できる点を見つけることが大事」とかずっと言われてきましたけど「必死に探さないと成長点を見つけられない仕事って、、、」という気持ちでした
部署異動が一切できない
上述したような不満をずっと抱えていたため、課長や部長にも部署異動も打診しました
しかし、「スキルがないと他には行かせられない」「今の君が他部署にいって何を提供できるの?」と言われ一切向き合ってもらえなかったです
え?
いや、今の部署じゃスキルつかないじゃん、、、
ていうか新卒はちゃんと開発できる部署に配属されているのになんで自分はダメなの、、、、、
という気持ちでこの理由には1㎜も納得できなかったです
1人の我儘で異動出来たら社内中混乱してしまうので無理だろうなとは思っていましたが、あまりにも理路整然としない回答に悶々としていました
人間関係
上司も直属の先輩もパワハラ気質
課長も直属の先輩のKさんもthe 昭和のおじさんでした
あんまり思い出したくないのですが、今思い返すとパワハラだったんだな~と思うことが多々あります
退職から半年以上経った今でも夢に出てくるレベルでトラウマを植え付けられました
大量の仕事を与えられた挙句できないと「その仕事もできないと○○さんにできる仕事ないよ」「これくらいの仕事はできて当たり前ですよ」と言われていました
それに加えて残業はほとんどさせてもらえず、「業務時間が足りないので仕事減らすか残業させてください」と言っても「与えられた仕事は時間内で終わらせてください」と却下されました
当然終わるわけもなく泣く泣く家にPCを持ち帰って仕事をやったこともしばしばありました
業務内で効率良く仕事を終わらせるのは社会人として求められて間違いないと思いますが、それを新卒の勝手も分かってない人にも要求するの、、、?という気持ちでした
ちなみに別部署の同期は「まずは経験積もう!」という感じで残業時間もガンガンやってました。意見が割れそうですが、個人的には最初のうちは残業してでも早く経験積みたいと思ってます。
部署内に会話がない
基本的に業務連絡しかない冷め切った部署でした
リモートワークがメインだったので今のご時世柄しかたないとですが、それを差し引いてもチーム内に雑談は存在してなかったです
極まれに課長やKさんと話す機会はありましたが、大体下ネタや私の容姿イジリだけ、、、
また、Kさんに至っては、あまりにも社内チャットがそっけなかったので私が「社内チャットでもっと良いね👍などのリアクション使いませんか?」と提言したところ「そんなことより仕事してください」と即却下されてしまいました
この話は転職活動中に他社の方に話したらそこそこウケましたw
素敵なエピソードを授けてくれてありがとうございます!!!!!!!!
自分という人間に興味を持ってもらえない
これは主にKさんですね
私という人間に一切の興味を持ってもらえませんでした
Kさんはメンターという立ち位置で私の面倒を見てくれる ”はず” の方でした
メンターは業務以外にもキャリアや会社全般についての相談を気軽にできるはずの存在です
しかし、私とKさんには業務以外のコミュニケーションは一切なく、頑張って雑談を振っても一言二言で終わり、会議以外で話をすることは滅多にありませんでした
Kさんが求めているのは効率的に業務だけを行うマシーンでしたね
結局隣の部署の先輩や課内の別プロジェクトの先輩とめちゃくちゃ話してました
先輩に「君はうちの部署だったらやめなかったね」と言われたけど本当にそれなすぎる
常に誰かと比較される
またまたKさんの話です
私はKさんと2年近く一緒に仕事をしていたのですが称賛の言葉を一回も貰ったことがありません
もちろん私が新人で全然仕事ができなかったので仕方のない部分はあると思いますが、、、ちょっと褒めてくれてもいいのにね
「ここまでは良かったけど、ここからはこういう風に改善しよう」みたいに言ってくれればよかったものの頂く指摘はダメ出しのみ
まあこれに関しては個人の性格に大いに依存すると思いますが、私にはだいぶ応えましたね
ここまでだったらKさんはストイックな人なのかな、で済むと思いますが大事なのはここからです
なんとKさん、自分以外の人のことは頻繁に褒めるんです
同期の◯◯さんは優秀ですね
後輩の△△さんは期待の新人ですね
先輩の□□さんは頼りになりますね
こんだけ周りと比較されまくったら凹むのも無理ないですよね??
後輩と自分の扱いが雲泥の差
これは私の課の話です
私は配属当初から開発をやりたいとずっと伝えてきました
しかし、業務内容は上述の通り開発委託と雑務のみ
ただ他の先輩もそういった業務ばかりだったので仕方ないのかなと思っていました
なのに、私の翌年に配属された後輩はなんと開発業務を任されていたのです!
詳細は存じ上げないですが、恐らく開発スキルは私と同じで大学でプログラミングをやった程度です
なのに!開発業務やってる!!なんで!!!!
何なんだこの格差は
これを知った当時は絶望と怒りと悲しみと悔しさで胸がいっぱいでした
その他
休職しても変わらない環境
業務内容と人間関係に辟易してメンタルを崩してしまい、2か月ほど休職している時期がありました
復職後は課長と面談し「開発の業務を増やして」もらえることになりました!
ついに念願叶いました!ばんざい!
復職後はプログラミングを勉強したり、課内で開発しているソフトのソースを見て試しにいじったりしていました
そんなことを2か月ほどやっていたら、ある日Kさんから「今度出張あるから準備して」と言われ平和な日常は終わりを告げました
急に出張先で発表する資料を作成することになり、ひたすらその業務に追われ、また忙しい日々がやってきたのです
とはいえ3週間ほどで発表は終わったので良かったのですが、この後私がプログラミングをすることはありませんでした
結局最初にプログラミングをやらされていたのって「休職してた私の扱いに困っていたからとりあえず好きなことやらせておけ」状態だったんですよね
業務として出来るものだと思っていましたが、私の独りよがりな考えで、課長もKさんもそんなことは一切思っていなかったみたいですね
この後も数か月は業務でプログラミングをできる気配はなく、絶望した私はこの時に転職を決意しました
綺麗事しか言わない上層部
課長とKさんはパワハラ昭和おじさんでしたが、部長はとても聡明な方でした
超速で昇格して、ほぼ最年少で部長になった人です
物腰も柔らかく、部署内の問題解決にも取り組むと大々的に宣言していました
しかし、これも宣言だけでした
部長もリモートワーク下でのコミュニケーションの質の低下を課題視しており、これを改善すべく自らの時間を削って、部内全員とコミュニケーションを取ろうとしていました
とても素敵な試みですね
では実際はどうだったのでしょうか?
全員の意見を聞きたいよね〜と言って全員との面談を実施したものの結局は人の話を聞かず自己満の押し付け
部署内の劣悪な人間関係(Kさんと私以外にも問題アリ)も見て見ぬふり
新人が積極的にオンラインコミュニケーションを始めたもののフォローは無し
部長という立場上忙しいと思いますが、結局何も変わらないんだなと思いました
退職を経て思ったこと
めちゃくちゃ就活頑張って第一志望の企業に行けたとしても、結局はガチャで全部決まってしまうんだなと感じました
特に大企業ではガチャの振り幅が大きいということも実感しました
他の話だと、入社時は本社配属でしたが配属部署が切り離されてしまい子会社になってしまった話とかも聞いたことありますね
業務内容も人間関係も多岐に渡る会社に「知り合いの先輩が楽しそうに働いていた」「業務内容も魅了苦的に感じた」などといった理由で入社してしまうと、見事にガチャに爆死してしんどくなります
部署ガチャ外れは仕方ないですからね、、、外れた時の回避策も考えておくのがメンタル的には良いかもしれないですね
そして、たった1人の存在で自分の人生はいとも簡単に狂ってしまうんだな、と痛感しました
Kさんの存在がなければもう少し前職で働けたのかなとは思っています
他責のように聞こえますし他責なのかもしれないですが、当時の私にはKさんに対して為す術がありませんでした
価値観が合わない人や根本的に考え方が違う人とは無理に合わせようとはせずに離れていく方がベターだなと学びました
おわりに
退職エントリーという名目で、自分の心に一生消えない傷をつけた ”Kさん” へのやりようのない気持ちを供養するためにも、長々と愚痴を述べてしまいました
いつまでも引きづっているのはコスパ悪いな、とは分かっているんですがなかなか切り替えられないですね~
これからもKさんや元上司のことを思い出して苦しくなる夜もあると思いますが、それも自分だと受け入れていこうと思います
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