大学院を死ぬほど辞めたくなった院1年生の夏

大学・大学院
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今回は自分語り系の記事です

 

私は現在大学院の修士2年生ですが、修士1年の夏頃に本気で大学院をやめたいと思っていました

 

周囲の人にはまったく相談もしてないし気づかれてもなかったので、改めて言葉にするのは不思議な気持ちです

 

はじめに

現在私は情報系専攻の理系大学院2年生です

 

今は無事に就活も終わり大学院に来て良かったと思っていますが、去年までは大学院を辞めたくて仕方なかったです

 

去年の夏に色々爆発して親父の前で号泣してしまったのは苦い思い出です

 

 

こんな私がどうやって夏を乗り越えてここまで来れたのかをこれから書いてみます

 

正直環境に恵まれていたというのが大きな要因でしたが、それでも自分なりに工夫はしてみたので同じような境遇の方に読んでいただければ幸いです

 

大学院に来た理由

正直に告白します

 

なんとなくです

 

将来自分が何をしたいのか分からず、とりあえず就活から目を背けたくて進学した「逃げの進学」ってやつです

 

 

あとは大学院生の先輩方に憧れてたのも理由の1つです

 

分からないことをすぐに答えてくれる当時の先輩方がみんなカッコよくて「こんな人たちになりたいなぁ〜」って思ってました

 

 

こんな適当な理由で進路を選んで、何も調べずに進学したもんだから理想と現実の乖離が激しく、入学当初は絶望しました

 

辞めたくなった理由

全部で4個です

 

暗い雰囲気を出さないようにいらすとやさんにお世話になりますね

講義が多い上にほとんどが興味ない

大学院生は研究はもちろんですが、学部生と同様に講義も受けなければいけません

 

私は情報系だったのでそっち系の講義を取るつもりでしたが、選択できる講義の数が少なすぎてやむを得ず電気系・材料系の講義も取りました

 

講義の選択肢が少ないのは大学のカリキュラム的な問題と半強制のTA業務の影響です

 

 

本来なら様々な分野の授業を受けて知見を広めるのが理想ですが、大学院の授業って内容が重いので不器用な私には結構キツイものがありました

 

そういう意味で興味のない授業をいくつも受けなきゃなのは苦痛でしたね

 

英語論文が1ミリも書けない

大学院生は英語論文を書くものだ!と思っていました

 

それに加えて、大学院では論文発表を沢山すると奨学金の返還が免除されるという特典もあります

 

それらの理由で私は使命的に英語論文を書こうとしてました

 

 

しかし7月末に〆切だった英論が全く書けず、自分の能力の無さに絶望しました

 

私は英語に対して苦手意識は無く、海外に行って友達を作れるくらいには英語も話せるし、TOEICのスコアも学内では高い方でした(あくまでも学内w)

 

しかし語彙力と文章力が絶望的すぎて英語で文章を構成する能力がありません

 

 

それに加え研究のネタが不十分すぎました

 

と言うのも、卒論テーマの延長の研究をやっているのですが、卒論の内容はすでに別の学会に出してしまったので進捗のストックはほぼ皆無でした

 

しかし「俺ならこの内容で英論書けるよ」と教授に言われ、なんだか行ける気がしてました

 

まあ普通に考えて無理ですよね

 

 

〆切が1か月伸びたので何とか論文を埋めることはできましたが、結果は当然のリジェクトで学会には行けませんでした

 

夏のインターンに全部落ちた

これが引き金でした

 

全ては自分の油断と怠慢が悪いんですけどね

 

 

自信満々で受けたインターンの選考に全て落ちました

 

 

何かに落ちると言う経験が大学受験以来だったので、私の豆腐メンタルがボコボコにやられました

 

「お祈りメールもらいすぎると人格を否定された気分になる」という就活生あるあるです

 

周りと比較して将来が真っ暗すぎた

周りの友人たちの特徴をざっと書いてみます

  • 既に英語論文書いてて来年から留学行くことにした奴
  • 一緒に英語論文書き始めたのに余裕で書き終わった奴
  • 同時期に就活始めて大手のインターンに受かった奴
  • 不器用ながらも研究を堅実にコツコツとこなす奴
  • 研究全然やらないけど人生を全力で楽しんでる奴
  • 芸能事務所を新しく立ち上げた(?)奴

 

個性あふれる友人たちなので楽しく過ごせていますが、低スペック凡人な私には「隣の芝が青いどころか金色」状態でした

 

 

これに加えて驚きなのが、みんな「奨学金を借りていない」という事実

 

私立理系大学の院に進学して奨学金を借りていないのって正直かなりお金持ちの家だと思いますよ

 

単純計算で年150万の学費 × 6年間(学部4年+院2年)で卒業まで約900万円かかります

 

学費だけで約1000万円って冷静にやばいですw

 

 

一方私は学部1年生から今までガンガン奨学金を借りています

 

私は兄弟も私立理系大学に通っていたので、親に学費を全額払ってもらうのは無理でした

 

 

たしか8月頃に奨学金の団体から奨学金貸与額通知書みたいなのが来たような気がします

 

ネガティブな時期にその通知書を見ちゃったもんだから「低スペックなのに借金まみれってやばいじゃん」ってなりました

 

全てが重なった8月の終わり

ある日の帰り道、駅のホームで唐突に涙が出てきました

 

理由はあんまり覚えてませんが電車を待っている最中に涙が溢れてきました

 

駅で泣き出す23歳男性って傍から見るとやばいですよねw

 

 

そしてその夜、親父の前で全部ぶちまけてしまい大人げなくわんわん泣いて、

 

「大学院辞めてもいいかな」

 

って聞いてしまいました

 

どうやって立ち直ったの?

親父に言われた言葉

「辞めたかったら辞めていいよ。死なない程度に頑張ればいいけど、本当に辛くなったら無理せず辞めていい。」

 

「奨学金を借りさせているのは親としても申し訳ない。それでも”奨学金借りているから~”とか”大学院進学したから~”とか考えずに今自分が一番やりたいことをしていほしい。」

 

親父に言われた言葉です

 

 

この言葉のおかげで「あー、無理して頑張らなくていいんだ。俺もっとやりたいことやっていいんだ。」と思うようになりました

 

当時の私は勝手に使命感持って、勝手にハードル高くして、勝手にアタックして、越えられなくてハードルにぶつかりに行ってたんですね

 

 

奨学金借りているんだから論文たくさん書いて奨学金免除狙わなきゃ!

 

大学院進学したんだからめっちゃ良い企業に就職しなきゃ!

 

 

まあ全部全力でやるなんて無理でしたね笑

 

頑張り方改革

それからは全部全力で頑張るのを辞めました

 

具体的には研究を捨てて就活に重きを置きました

 

だって就活は将来がかかってますからね~、研究も大事ですが就活終わった後に全力出して取り組めば良いかなと思いました

 

あと修士程度なら研究内容がしょぼくても卒業できるし…

 

 

この考え方は正直ダメ大学院生ですが、不器用で低スペックな奴が健康的に生きるためには取捨選択が必要不可欠です

 

 

研究はゼミで「やった感」を出して逃げました笑

(「今この論文読んでて~、でもここが分からなくて~~」、「今~を実装しているんですがうまくいかなくて~」みたいな感じです)

 

進捗を小出しにして、ストックを作ることで研究が進まなかったときに出すネタを用意しました

 

これができるかどうかは研究室の空気や文化にもよりますけどね

 

 

就活はコツコツ自己分析や企業研究を始めて、色んな人に話を聞いてもらいました

 

特に大学のキャリア課には頻繁に駆け込みに相談に乗ってもらいました

↑コレぽんこつ大学院生にはめちゃくちゃ大事ですよ!!

 

 

こんな感じで就活に比重を置いた研究生活を送ってました

 

見本となる大学院生活ではないですが、私にはこの生き方が最適だったみたいです

 

考え方改革

このころから現在の私のモットーである「ゆるーく頑張る」を意識し始めました

 

とにかく他人と比較し、比較されてきた人生だったので、精神衛生上これは良くないと思い、マイペースに生きるように心がけました

 

例えば、私の友人たちは就活を完全にナメていたので「夏から就活やっているとかアホじゃない??」って言ってきましたが完全に無視しました

 

 

奨学金に関しては、みんな借りてないのは実際めっちゃ羨ましいです笑

 

でも妬んでも現状は解決しないので、今は就活頑張って将来ちゃんと返せればいいやーと思うことにしました

 

 

あとは脱ネガティブ思考も頑張りました

 

出来なかったことを悲観するよりは少しでも出来たことを称賛する

 

雨の日に外に出たのがえらいとか、進捗がないのにゼミ参加したのえらいとか、そんな感じです

 

少しずつでいいから自分のことを認めてあげるようにしました

 

 

ここら辺は正直綺麗ごとですが、ネガティブ思考はコスパ悪いので少しでもポジティブに近づける努力をしていくしかないです

 

(という私もまだ完全にはネガティブ思考を脱却できていないのでまだ修行が必要ですけどね…)

 

おわりに

色々辛いことがあったけど、全部頑張ることを辞めたのと考え方を少し変えたことで乗り越えられたよーという話でした

 

 

大学院は辛くなって来なくなる人や病む人が多いです

 

(研究室の緩さ的な意味で) 周りの環境に恵まれた私が言うのも恐縮ですが、その気持ちは少し分かります

 

 

答えのない研究、ゴールが見えない就活を同時に進めていくのってしんどいですよね

 

特に不器用な人にとってはとても大変だと思います

 

 

それでも頑張りすぎたら肉体も精神も持たないです

 

綺麗ごとなのは重々承知していますが、少しずつでいいので考え方を変えていきましょう

 

 

この記事が頑張るのがつらい大学院生に届いてほしいし、少しでも気持ちを変えられたらいいなーと願っています

 

ご閲覧ありがとうございました

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