プリンターが不調で、ドライバーをインストールし直す際ににエラーが起こった場合に使える方法です
(※画像等取り忘れたため文章多めとなりますがご了承ください)
動作環境
OS:Windows10
プリンター:Kyocera TASKalfa 5052ci
ドライバーを完全に消す方法
ざっくり流れを説明すると、以下の3ステップです
- 消したいプリンター名とそのドライバー名を確認する
- プリンターの情報を消す
- ドライバーを消す
0. Powershellを開く(知っている方は飛ばしてOK)
PowerShellとはmicrosoftが提供しているコマンドラインシェルのことです
Windows8からは標準装備されています(たぶん…)
PowerShellを開くには、まずWINDOWSキーとRを同時に押します
そうすると「ファイル名を指定して実行」というものが現れます
そこの名前に「powershell」と打ち込めばPowerShellが出てきます
これで準備はオッケーです
プリンター名とドライバー名の確認
PowerShellで以下のコマンドを入力しプリンター一覧を表示させます
こんな感じの画面が出てきますね
この赤枠の部分(左側)が今回消したいプリンター名、緑枠の部分(右側)がそのプリンターのドライバー名です
プリンターの情報の削除
PowerShell上で以下のコマンドを入力することでプリンターの情報を削除できます
ここの<プリンター名>は上節のGet-Printerで表示されたものを入れてください
私の環境だと同じドライバーで2つのプリンターを登録しています
従って以下のように2回コマンドを打ちました
Remove-Printer -Name “Kyocera TASKalfa 5052ci(J) KX_2”
普通なら1回で全然問題ないです
ドライバーの削除
PowerShell上で以下のコマンドを入力することでドライバーを消すことができます
私の環境だと以下のようになります
このとき、ちゃんとプリンターの情報が削除できていないと以下のエラーが出ます
最後にGet-Printerでプリンターの情報を確認すると、、、
ちゃんと消えました!
「同じ名前のポートが既に存在しています。」というエラーが出るとき(追記:2019年5月30日)
上記の方法を試しても自身でポートを新たに設定してプリンターをインストールを行う場合は、「同じ名前のポートが既に存在しています。別のポート名を選択してください。」というエラーが出ることがあります
その場合はポートの設定を削除する必要があります
ポートを削除するために、まずポート名を確認します
PowerShell上で以下のコマンドを入力します
そうするとこんな感じで自分のパソコン内にあるプリンターの情報が出てきます
私の場合だと赤枠が消したいポートの部分で、一番左側の列が消したいポートの名前です
また、このコマンドでポート名の一部が表示されない場合は以下のコマンドで名前が全部見れるようになります
次にポートの削除のやり方です
PowerShell上で以下のコマンドを入力します
これでオッケーです
まとめ
プリンターの情報を完全に消したいときは
- Get-Printerで現在のプリンターの情報を確認
- Remove-Printerでプリンターの登録情報を削除
- Remove-PrinterDriverでドライバーを削除
ポートの情報を消したいときは
- Get-PrinterPort でポートの情報を確認
- Remove-PrinterPort でポートを削除
以上です
プリンター周りで困ったことがあって詰んでたら、とりあえず情報を完全削除してもう一回インストールしなおしてみましょう
ご閲覧ありがとうございました
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